皆さんは「ローリングストック」って聞いたことありますか?
「ローリングストック」とは、普段から少し多めに食材や加工品を買っておき、
使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法のことです。
最近では災害時の備えとしてご家庭で実践している人も多いかもしれませんね。
ローリングストックというと、食品のイメージが強いかもしれませんが、実は日用品や防災グッズでもおこなうことができるんです。
今回は、食品以外で日常生活に取り入れやすいローリングストックのアイデアをご紹介します。
日用品や防災グッズのローリングストックは、特別な準備をしなくても日々の生活の中で自然と取り入れることができます。
少しの防災意識と工夫で、安心感がぐっと高まるのでぜひ忙しい日常の中でも無理なく取り入れてみてください。
ローリングストックにおすすめのもの
お水
- ペットボトルの飲料水: 定期的に消費し新しいものを購入することで、常に飲料水を備蓄できます。
- ウォーターサーバーのボトル: 使用量に応じて定期的に交換し非常時にも使えるようにしておきましょう。
日用品
- トイレットペーパー・ティッシュペーパー: 日常的に消費するので少し多めの買い足しを意識しておくとよいでしょう。
- ゴミ袋: 生活の必需品でもあり、災害時にもさまざまな用途に使えるので少し余分にストックしておくと便利です。
衛生用品
- ウェットティッシュ: 断水して水が使えない時でも手軽に手や物を拭くことができ、非常時の衛生管理に役立ちます。シートの乾燥を防ぐためにもローリングストックで備蓄しておくのがおすすめです。
- マスク・消毒液: 感染症対策として常備しておくと非常時にも役立ちます。特に消毒液は期限があるのでローリングストックが有効です。
医薬品
- 常備薬・応急手当用品: 風邪薬や胃腸薬、絆創膏、包帯などの応急手当用品を定期的にチェックし新しいものを備えておきましょう。
- 処方薬: 必要な処方薬がある場合は、数日分の余裕を持って常備するようにしましょう。
電池・バッテリー
- 乾電池・リチウム電池: 災害時にはラジオや懐中電灯などの電源として必要です。定期的に使用し使った分を補充することで常に新しい電池をストックできます。
- モバイルバッテリー: スマートフォンなどの充電に必要です。定期的に使用して充電状態を確認しましょう。
調理用品
- カセットコンロとガスボンベ: 停電時やガス供給が止まった際に必要です。ガスボンベは使用期限があるため、ローリングストックをおこなうのがおすすめです。
簡単にローリングストックする方法
1. 補充するタイミングのルールを決める
トイレットペーパーやティッシュペーパーは、無くなってから慌てて買いに行くことが多いですが、これもローリングストックできるアイテムのひとつです。例えば、たくさん入っているトイレットペーパーのセットが残り半分以下になったら、新しいものを購入するというルールを決めておくと、常に余裕を持ってストックができます。買い置きしておけば、災害時や予期せぬ事態でも慌てることがありません。
また、洗濯洗剤や食器用洗剤、シャンプーやボディソープも、日常的に使うものだからこそ少し多めにストックしておくと安心です。こちらも、全部を使い切る前に残りの量が少なくなった時点で次のものを購入するルールを決めたり、詰め替え用を一つか二つ多めに買っておくのもおすすめです。
2. 乾電池や充電器の管理
乾電池やモバイルバッテリーは、停電時や災害時に役立つ必需品です。普段使っている家電やガジェットに必要な電池の種類を把握し、それぞれの電池を予備として常に1〜2セット余分に持っておくと安心です。また、モバイルバッテリーは定期的に充電しいざという時に備えましょう。
3. 衛生用品のストック
マスクや消毒液、ウェットティッシュなどの衛生用品も普段から少し多めにストックしておくと便利です。
風邪やインフルエンザの流行時期にはマスクやティッシュを使用する量が多くなるため、季節の変わり目はいつもより多めに買い足しておくのがおすすめです。そうすることで急な体調不良や感染予防にも迅速に対応できます。
また、災害時にウェットティッシュを1日にどれだけ使うかは状況や個人のニーズによって異なりますが、一般的な目安として、
- 手洗いや食事前後の手拭き: 1回につき1〜2枚。食事が1日3回だとすると、3〜6枚。
- トイレの後: 1回につき1〜2枚。トイレを1日に3回使用すると仮定すると、3〜6枚。
- 体を拭くため: シャワーが使えない場合、体の清潔を保つために全身をウェットティッシュで拭くこともあります。この場合、5〜10枚ほど使用することがあります。
- 簡易掃除やその他の用途: テーブルや物を拭く場合、1〜2枚。これを1日に2〜3回行うと、2〜6枚。
1日に使用する枚数は、最低でも10枚前後、多い場合は20枚以上になることもあります。家族で使用する場合、人数に応じてさらに増えます。災害時には長期間水が使えないこともあるため、余裕を持った備蓄をしておくと安心です。
長期保存と書かれていないウェットティッシュは、使おうと思ったら乾燥してしまっていたということが無いように、私が使用するときは1年以内には使い切るようにしています。
ローリングストックで備えている食料や日用品は、災害時だけでなく急な体調不良の時などにも役立ちます。
少しの工夫で簡単に日常生活に取り入れ、無理なく楽しみながら備えを整えていきましょう。
忙しい毎日だからこそ、自然と意識せずに防災の準備ができるローリングストックを取り入れてみてください。
当社が展開している「7days,」というブランドは、毎日の生活で必要な衛生用品や医療関連のアイテムを提供しています。
ブランドのコンセプトは『必要なものを必要な時に必要な場所に届ける』です。
コロナ禍で、除菌用品やマスクが足りなくなり日本国内で必要なものをすぐに作れない状況がありました。その経験から、日常で安心して使えるものを、輸入に頼らず日本でしっかり作りいつでも手に入るようにしたいという思いで「7days,」が生まれました。
日常生活でいつも身近にあってほしいものを、信頼できる品質で届けたいという思いが込められています。